この世にアートは多く溢れている。
絵、彫刻、陶器、映像、銅像、広告、看板、商品、自然など・・・・
世界には無数に存在して、人々のイメージを掻き立てる。
僕にとってのアートは人の感情こそがアートだと思う。
人は作品を見た瞬間にイメージが湧いていき、イメージに対して
感情を抱く。
同じ作品でも見る人によってはイメージが変わり、感情も変わる。
いわば無限大だ。
アートは今この瞬間生まれ続けている。
感情に縛り付けず、自由でありたい。
自分の感情が残酷でも醜くても否定はしたくない。
自分の中に生まれてくるアートを大切にしたい。
僕がこのような考えに至ったのは、美術館に行った時。
子供の時に美術館へ行った時はとても退屈だった。
けど、大人になってから行ったら作品の見え方が変わった。
その美術館はとても静かで人の声もなく、まるで宇宙空間に
いるようだった。
僕は一つの風景画を見た。
この時、僕の脳内に多数の情報が過ぎった。
この人はどんな精神状態で描いたのか?
この人はどうしてこの色を使ったのか?
この人は何を想像して描いたのか?
この人はどうゆう経緯でこの作品描いたのか?
この人はどうして線に迷いがあるのか?
僕は絵を見て、その人のことを知りたい感情、好奇心の
アートが生まれた。
人生で感情を抑え続けることは自殺行為につながる。
抑え続けると自分の感情、考え方を信じられらくなり、
諦めて考えることを辞める。そして・・・自我を失う。
だから、自分の感情には素直でいたい。
もっと、自己表現をしたいと。
もう、自分のアートを失わないために・・・・・